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2016年5月25日

当院では「ブラッシング指導」を行っております。

「ブラッシング指導」では、患者さんひとりひとりに合わせた歯みがきの方法をお話し、実際に当て方や動かし方を実践しながら説明していきます。

「子どもじゃないんだから」
と思う方も、もしかしたら居るかも知れません。

しかし、この「ブラッシング指導」は、どの患者様にとっても、とても重要な事なのです。

日頃、自分で歯みがきをしていて、みがき残し無く、きちんと歯みがきができている人は、ほとんど居ません。丁寧にみがいているつもりでも、"みがき癖"や"ブラシを当てにくい箇所"があるなどして、みがき残しのある方がほとんどです。

せっかく歯医者で、虫歯や歯周病の治療を行っても、日頃のケアが不十分であれば、再び虫歯や歯周病に罹患してしまい、治療を繰り返すだけになってしまいます。

歯を守っていくためには、"みがいているつもり"では無く、毎日"しっかりみがけている"事が大切です。

歯科医院で行うブラッシング指導では、その方に合った歯みがき方法や、デンタルフロスや歯間ブラシの使用方法も、合わせてお伝えしていきます。

「きちんと歯みがきをしている」と思っている方も、自分の歯を長く健康に保つために是非、ブラッシング指導を受けていただければと思います。

当院では、ブラッシング指導を行っております。予防歯科についてご不安な事がございましたらお気軽にご相談ください。
https://www.nagisadental.jp/2030prevention/

2016年5月18日


自分の歯を失ってしまっても、隣り合う歯が残っていれば、両端の歯を土台にして橋渡しにする金属「ブリッジ」を入れる治療をする事ができます。

「ブリッジ」は、完全に固定式なので、自分の歯と同じように使用する事ができます。違和感もそれほど無く、食事も通常通りにする事ができます。

しかし、本来歯があるはずの部分にかかる力を、両端の歯が受ける形になりますので、どうしても土台となる歯(支台歯)に負荷がかかってしまいます。支台歯を長く健康に保っていくためには、ブリッジ周囲の丁寧な清掃、定期健診が必要です。

普段のケアで気をつけなければならないのは、ブリッジ周囲の汚れです。ブリッジ周囲は歯の根元に汚れが溜まりやすく、そこから支台歯が虫歯や歯周病になってしまう事があります。特に実際には歯の無い部分(ダミーの歯)の下部は、通常の歯みがきだけでは、汚れを除去しきれないので、注意が必要です。必ず歯間ブラシで清掃する必要があります。歯ブラシでの歯みがきの後に、必ず歯間ブラシを通すようにしましょう。

歯間ブラシは、埋まっている毛でしっかりと周囲を擦るようなイメージで動かす事が大切です。簡単に入る状態の歯間ブラシでは、もしかしたらサイズが小さすぎる可能性もあります。できれば、一度自分の歯に合った歯間ブラシの使用方法を医院でチェックしていただくのが良いと思います。

ブリッジを入れた後、残っている歯を守るために、是非定期健診を受けるようにしていただければと思います。

当院でも、ブリッジの治療やメインテナンスを行っております。ご不安な事がございましたらお気軽にご相談ください。
https://www.nagisadental.jp/2005general/

2016年5月11日

「2次カリエス」とは、一度虫歯の治療を終えた箇所に再びできてしまう虫歯の事を指します。

実は、虫歯の多くは、新たにできてしまった虫歯ではなく、「2次カリエス」によるものです。

一度虫歯治療をした歯は、"被せもの"や"詰めもの"をした状態になります。そうすると、わずかではありますが、必ず自然の歯との間に段差が出来てしまい、そこにプラーク(細菌の塊)が溜まりやすくなってしまうのです。

また、"被せもの"や"詰めもの"を歯に接着する際に使用する"歯科用セメント"は、年月の経過と共に、劣化してしまうのも問題です。劣化して溶け出してしまうと、セメントがあった部分に隙間ができ、そこにプラークが溜まり、再び虫歯が進行してしまう可能性があるのです。

2次カリエスは、隙間から出来る事が多いため、中で大きく広がっていきます。"被せもの"や"詰めもの"が入っていると、自分で気がつきにくいのも問題です。

2次カリエスになると、再び歯を削り"被せもの""詰めもの"を作り変える事になります。その繰り返しにより、気がついたら自分の歯を失ってしまう事もあります。

一度治療を終えると、安心して、しばらく歯科医院から遠ざかってしまう事もあるかもしれませんが、2次カリエスの予防には、定期的に歯科医院で検診を受ける事が必要です。自分では気がつきにくい部分のチェックと定期的なクリーニングを受ける事をおすすめします。

当院でも、虫歯の治療・定期健診を行っております。2次カリエスにについてご不安な事がございましたらお気軽にご相談ください。
https://www.nagisadental.jp/2005general/

2016年5月 4日

神経を取った歯の黒ずみを改善する治療法に"ウォーキングブリーチ"という方法があります。

神経を取った歯は、次第に色が黒ずみ、くすんでくる事があります。そういった場合に、歯を白くする方法が"ウォーキングブリーチ"です。神経を取った歯は、通常のホワイトニングでは、あまり効果が無い場合がありますが、ウォーキングブリーチなら、効果が出る可能性があります。

歯の中にホワイトニング剤を入れて蓋をし数週間待った後、歯が白くなった段階で蓋を取り、中の薬剤を除去して、最終的な蓋をします。

ウォーキングブリーチの治療期間は約1か月です。1週間に1回程度、中の薬剤を詰め替える必要があります。

神経をとった歯にも有効なホワイトニング方法ですが、デメリットとして、歯に穴を空けなくてはならない点や、歯の中にガスが溜まって、歯が割れやすくなる点があげられます。

他のオフィスホワイトニングやホームホワイトニングと併用する事ができます。通常のホワイトニングで、神経を取った歯だけが白くならない場合には、併用する事でより白く自然な歯にする事ができます。

当院でも、ホワイトニング治療を行っております。ホワイトニングについてご不安な事がございましたらお気軽にご相談ください。
https://www.nagisadental.jp/2020cosmetic/

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なぎさ歯科クリニック 院長 中沖泰三

なぎさ歯科クリニック
院長 中沖泰三

医院サイト:
http://www.nagisadental.jp/

私は、看護師の母の背中を見て育ち、歯科医師を志しました。大学病院で口腔外科の研鑽を積んだ後、地方の病院の歯科医長として多様な歯科治療を経験し、その後、インプラント治療にも専門的に取り組んできました。
そして、2007年「なぎさ歯科クリニック」開業後は、歯を守ることを重視した予防歯科に力を入れてきました。
患者さん一人ひとりの症状や環境、生活スタイルに合わせた最適な治療をご提供することで、お口の健康を維持し、全身の健康を守るお手伝いもしたいと考えています。

当院の診療によって、皆さまやご家族の人生がより健やかで充実したものとなること、明るく元気な笑顔となってくださることを、心から願っています。