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2016年5月18日


自分の歯を失ってしまっても、隣り合う歯が残っていれば、両端の歯を土台にして橋渡しにする金属「ブリッジ」を入れる治療をする事ができます。

「ブリッジ」は、完全に固定式なので、自分の歯と同じように使用する事ができます。違和感もそれほど無く、食事も通常通りにする事ができます。

しかし、本来歯があるはずの部分にかかる力を、両端の歯が受ける形になりますので、どうしても土台となる歯(支台歯)に負荷がかかってしまいます。支台歯を長く健康に保っていくためには、ブリッジ周囲の丁寧な清掃、定期健診が必要です。

普段のケアで気をつけなければならないのは、ブリッジ周囲の汚れです。ブリッジ周囲は歯の根元に汚れが溜まりやすく、そこから支台歯が虫歯や歯周病になってしまう事があります。特に実際には歯の無い部分(ダミーの歯)の下部は、通常の歯みがきだけでは、汚れを除去しきれないので、注意が必要です。必ず歯間ブラシで清掃する必要があります。歯ブラシでの歯みがきの後に、必ず歯間ブラシを通すようにしましょう。

歯間ブラシは、埋まっている毛でしっかりと周囲を擦るようなイメージで動かす事が大切です。簡単に入る状態の歯間ブラシでは、もしかしたらサイズが小さすぎる可能性もあります。できれば、一度自分の歯に合った歯間ブラシの使用方法を医院でチェックしていただくのが良いと思います。

ブリッジを入れた後、残っている歯を守るために、是非定期健診を受けるようにしていただければと思います。

当院でも、ブリッジの治療やメインテナンスを行っております。ご不安な事がございましたらお気軽にご相談ください。
https://www.nagisadental.jp/2005general/

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なぎさ歯科クリニック 院長 中沖泰三

なぎさ歯科クリニック
院長 中沖泰三

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http://www.nagisadental.jp/

私は、看護師の母の背中を見て育ち、歯科医師を志しました。大学病院で口腔外科の研鑽を積んだ後、地方の病院の歯科医長として多様な歯科治療を経験し、その後、インプラント治療にも専門的に取り組んできました。
そして、2007年「なぎさ歯科クリニック」開業後は、歯を守ることを重視した予防歯科に力を入れてきました。
患者さん一人ひとりの症状や環境、生活スタイルに合わせた最適な治療をご提供することで、お口の健康を維持し、全身の健康を守るお手伝いもしたいと考えています。

当院の診療によって、皆さまやご家族の人生がより健やかで充実したものとなること、明るく元気な笑顔となってくださることを、心から願っています。