口内炎には種類がある!
「よくお口の中に口内炎ができる」という方はいませんか?
口内炎のほとんどは、「アフタ性口内炎」といって、2〜3㎜程度の赤く縁取られた潰瘍です。ストレスや寝不足、ビタミン不足などが原因で起こります。ほとんどの場合は、1〜2週間程度で治るので心配いりません。
しかし、口内炎が大量にできている場合や、再発を繰り返す場合には、他の病気が潜んでいるかもしれませんので、注意が必要です。
その他口内炎には、物理的刺激で起こる「カタル性口内炎」、ウイルス感染により起こる「ウイルス性口内炎」、「アレルギー性口内炎」「ニコチン性口内炎」があります。
物理的刺激が原因の「カタル性口内炎」は、金属の被せものや、入れ歯のバネが当たっている場合もあるので、歯科医院で調整する事により改善する場合があります。
「ウイルス性口内炎」は、口内炎が一度に複数できる事が多く、熱や痛みを伴うことが多いのが特徴です。手足口病といわれる"ヘルペスウイルス"によるものが最も多いです。その他"ガンジダ性口内炎"の可能性もあります。歯科医院では無く内科の受診が必要です。
「アレルギー性口内炎」「ニコチン性口内炎」は、頻度が少ないですが、放っておくと危険な口内炎です。アレルギーは軽い場合もありますが、場合によってはひどくなる事もあります。また、ニコチン性口内炎は、舌や粘膜に白班ができ、がん化する心配もありますので早めに受診をするようにしましょう。
当院でも、一般診療の他、口内炎など様々なお口の相談もお受けしております。ご不安な事がございましたらお気軽にご相談ください。
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