虫歯菌の母子感染
虫歯の主な原因菌は"ミュータンス菌"です。ミュータンス菌は、生まれたばかりの赤ちゃんのお口の中には存在しません。だんだんと周りの大人から感染して、お口の中に定着していくのです。
ミュータンス菌は"母子感染"でうつる...とよく言われます。
周りの大人からうつるのですが、1番近くにいる母親からの感染する事が多いので、"母子感染"という言葉が使われます。
ミュータンス菌は、どのお子さんでも、最終的にはどこからか何らかの形で、皆感染するものです。しかし、早いうちから活発なミュータンス菌にたくさん感染すると、虫歯になりやすくなるので、注意する必要があります。
お子さんにミュータンス菌が多く感染しないように以下の3つの点に注意しましょう。
① 食器やお箸スプーンなどを共用しないようにしましょう
② 温度を確かめるなどの理由で、一旦大人の口に入れたものを与えないようにしましょう
③ 周囲の大人は、毎日の歯磨きを丁寧に行い、治していない虫歯や歯周病が無いようにしましょう。
母子感染といっても、うつるのは母親からだけではありません。一緒に済んでいる父親や祖父母なども、一緒に気をつけるようにしましょう。
当院では、小児歯科を行っております。お子様の治療や虫歯予防についてご不安な事がございましたらお気軽にご相談ください。
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