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2016年6月29日

虫歯の主な原因菌は"ミュータンス菌"です。ミュータンス菌は、生まれたばかりの赤ちゃんのお口の中には存在しません。だんだんと周りの大人から感染して、お口の中に定着していくのです。

ミュータンス菌は"母子感染"でうつる...とよく言われます。

周りの大人からうつるのですが、1番近くにいる母親からの感染する事が多いので、"母子感染"という言葉が使われます。

ミュータンス菌は、どのお子さんでも、最終的にはどこからか何らかの形で、皆感染するものです。しかし、早いうちから活発なミュータンス菌にたくさん感染すると、虫歯になりやすくなるので、注意する必要があります。

お子さんにミュータンス菌が多く感染しないように以下の3つの点に注意しましょう。
① 食器やお箸スプーンなどを共用しないようにしましょう
② 温度を確かめるなどの理由で、一旦大人の口に入れたものを与えないようにしましょう
③ 周囲の大人は、毎日の歯磨きを丁寧に行い、治していない虫歯や歯周病が無いようにしましょう。

母子感染といっても、うつるのは母親からだけではありません。一緒に済んでいる父親や祖父母なども、一緒に気をつけるようにしましょう。

当院では、小児歯科を行っております。お子様の治療や虫歯予防についてご不安な事がございましたらお気軽にご相談ください。
https://www.nagisadental.jp/2025pedodontics/

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なぎさ歯科クリニック 院長 中沖泰三

なぎさ歯科クリニック
院長 中沖泰三

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http://www.nagisadental.jp/

私は、看護師の母の背中を見て育ち、歯科医師を志しました。大学病院で口腔外科の研鑽を積んだ後、地方の病院の歯科医長として多様な歯科治療を経験し、その後、インプラント治療にも専門的に取り組んできました。
そして、2007年「なぎさ歯科クリニック」開業後は、歯を守ることを重視した予防歯科に力を入れてきました。
患者さん一人ひとりの症状や環境、生活スタイルに合わせた最適な治療をご提供することで、お口の健康を維持し、全身の健康を守るお手伝いもしたいと考えています。

当院の診療によって、皆さまやご家族の人生がより健やかで充実したものとなること、明るく元気な笑顔となってくださることを、心から願っています。